大学時代を不毛に過ごしていた身なので、奨学金についての知識を得る機会を逃してしまっている。
ネットのおかげで、以前に比べると、格段に情報が得られる。
しかし!やっぱり、奨学金って、仕事と同じで、一般に公開されている情報なんて、ごく一部で、あまり意味がない。
大学や職場などで、教授や上司と仲良くしたり、友人とつるんでいて転がりこんでくる、いわゆる「コネ」の世界。
ネットで得られる情報を見ていても、よく分かる。
それに、本当に優秀かつまじめな人は、奨学金は得づらいだろう。
あるクリエイターも、
「本来の仕事にかけるエネルギーは20%以下。残り80%はコネ作りや人脈作りに使わなければいけない。
残念だが、ホンモノは生き残らない」
と言っていて、それがどうしても割り切れなかったバカ正直な俺。
実際、「え?」という経歴や能力、理由で、ものすごい金額の奨学金を複数同時に(!)得ている人が膨大にいる。
なかなか、奨学金が本来の、もしくは額面上の目的を果たしている事例は、少ない。
水商売やあっち方面の話に置き換えると、なるほど、納得出来るんだけど。
本当の努力や労働をすれば、結果がついてくる、というのは子供の発想(良くも悪くも)。
この数年で、お金についても、大概開眼してしまったから、どんどん人生観が変わっている。
お金って、本当に泡みたいなもの。
資本家やメディアに騙されてコツコツ働いて貯めても意味がなくて、
一瞬で泡みたいに消えたり、お札を刷ったり、法律やレトリックを使えば、簡単に創作できるもの。
目が覚めて、大人になって、成長を感じる反面、
今までの苦労が無駄だったことや、やっぱり汚い者が勝ってしまうという事実が分かるのが辛い面も。
でも、それを乗り越えて次のステージに行くのが、大人になって自分の人生をスタートするってことだよね。
今までの世界観を変えられないと、宗教などに騙されて、他人の意見が聞こえなくなっている人と同じだし。
サンクコスト。
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